今回のみ主催の都合により、時間が早めに始まります。渋谷大和田の第6(工作室)で13時15分から。
選〆切は句会当日の10時まで(必着)です。番号でお知らせください。
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平林吉明
① 蜥蜴裂く子供たちの風のあそび場
② ぬかるみに映す夜のしどろもどろ
③ 人を刺し終えた午後三時のことば
④ メガネいつも静かに微笑んでいる
きゃさりん
⑤ 水雪で遊園の池花をわり
⑥ 冬陽照る木立の野鳥動かざる
⑦ 入日影張り出し窓にツルゲーネフ
⑧ 寒いよね言ってほしくて長マフラー
木野清瀬
⑨ さちこさん鏡におはようちさこさん
⑩ 金木犀散る 舗道継がれている
⑪ 言葉溶かして或る夜のバンショー
⑫ 長々とハミングになる湯舟のシャンソン
石原とつき
⑬ ももんがのもようのもふくの日記ぼっち
⑭ 雌蕊はびこる狼なでる岬はふとる午後のこと
⑮ ロンドンはパリな塔の落ち方まどろみ猫ぬすみ聞き
⑯ それはときめきまばたきささやきさておきさざなみ旧暦
大川崇譜
⑰ アホガードならインスタントがいいでしょ
⑱ 秋残り合いびき肉をまた混ぜる
⑲ あとだしで得意なこと見つけ銀杏の黄
⑳ あと3冊書きたいなツイードジャケット (悼 野谷真治さん)
叶裕
㉑ 紙袋両手に保釈の背を丸め駅へ向かえば星冴えてゆく
㉒ 寒菊は責めぬ
㉓ 冬薔薇が聖母子像の目の高さ
㉔ 茶の花は誰待つのだろ俯いちゃってさ
石川聡
㉕ 冬の雲こなごな
㉖ すきま風あばら一本はずす
㉗ 木枯らし短詩 野を谷を駆けよ
㉘ 太陽フレア磁気嵐あのひと召された
山口桃葉
㉙ そこにいたのねクロージャー
㉚ 睫毛からこんにちはって枯木立
㉛ ざらざらの胃袋後何年
㉜ 波打って龍が大空弧を描く
草の耳彦
㉝ 焚き火まえ子らがしずかに吹いている
㉞ めくるめく灰になった歳時記くしゃみする
㉟ 屋台の焼き鳥お出迎えそれはないでしよ酉の市
㊱ 逢うことないと濡れたデニムに風受けて
若木はるか
㊲ 義母の冷たい手に父の形見抱かせてやった
㊳ あなたのいなくなった秋 数字の1がヨコになってる
㊴ 笑い顔と泣き顔どっちもあなたでした
㊵ 古傷が疼くような鈍さで悲しい
田中耕司
㊶ どこかからとんできた白いタオル猫のおもちゃになった
㊷ なんだかいやされるよなルリマツリのルリ色
㊸ スーパームーンなんてことば今年はじめて知ったぜ
㊹ ランドセルに水筒みんなそうしてる令和の小学生
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