※このブログ上で複数行で掲載している俳句も、リアル句会の句リストにするときはエクセルのため、各行を一文字アキで表示させていただきます。
また、前書きあとがきがあるものに関しましては、次回から前書き1行のみに統一します。(エクセルでは表示されません)
きゃさりん
① あいの風そばにいてって告白
② イヤホンをシェアして聴いた夏のユーミン
③ 儀式なのあの時のイヤ
でもね今
④ 日に焼けた下着のレース
みどり
⑤ 炎天に朱雀の声聴く通勤路
⑥ 梅雨明ける「輝」の名の列車空を裂け
⑦ 梅雨上がり苦尽甘来爪を染む
⑧ 首打って本水驟雨夏芝居
草の耳彦
⑨ ムシャーツィ、ハンゲショウズ
⑩ 現場にあつ風至る音の散らばり
⑪ 夢は閉じ眠っているうちに蓮はじめてひらく
⑫ ちいさな空に鷹スナワチワザヲナラウを探してみる
加藤三千子
⑬ 月明かりの無音
裸足にひんやり
夜露のクローバー
⑭ 夏結城
箪笥に引き篭もり
今年も酷暑
⑮ dudukに拉致され
無窮のそらか
海原のそこか
Yanni: Prelude & Nostaljia
(https://youtu.be/tKVzm0SBYtQ?si=qskJs2MIW4-2rdaD)
⑯ 体重4キロ 初泳ぎは
白きセイシェルビーチ
今や75キロ オヤジなり
榎本祥子
⑰ 稚鮎の天ぷらを夏と共にお塩で
⑱ 阿智村の満天の空背中へと流れ落ちる星々
⑲ 香り立つブルーマウンテン富士と混ざり合う
⑳ 耳の後に疾風、石切場跡に立ち
叶裕
㉑ つっかけにはみ出す小指
㉒ ミネルヴァの梟殺し泣き暮らす
㉓ 唇は噛み締めるもの夏の星
㉔ あくせくと夏空
平林吉明
㉕ うしろめたさのうしろのためいき
㉖ アガパンサスって黙って散る花火
㉗ 落ちている言葉の陰を踏んで歩く
㉘ 家族の鍵なくした二人乗った自転車
石川聡
㉙ 鬼百合は名よりかわいく傾き雨音は予告編
㉚ 水菓子とけてゼリーの金魚うらがえる
㉛ お坊さん帰って萎びた茄子の馬の味
㉜ 風鈴の黒くひかりに背いている
大川崇譜
㉝ なれない靴や慣れてしまう夏
㉞ 隣人の野菜を食べ国産の太陽
㉟ 青嵐しあわせは売りに出ている
㊱ 熱帯の詩よ指から離れない忠告
若木はるか
㊲ 追いつけない夏野菜パレード
㊳ 掃除せよとのお告げ洗濯機ホースはずれる
㊴ 雉が戻ってきて名を呼ぶ
㊵ 書けなくてそんな時ほどどうでも良いことを
石原とつき
㊶ 毒でさらまでくらうんざり口説かれ
㊷ 憶測の約束のクチナシをろくでなしくじる
㊸ てんてこまいこまいっか抹茶をイタコ
㊹ おいろけおののきものな乙女が落とし物
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