7月句会

※このブログ上で複数行で掲載している俳句も、リアル句会の句リストにするときはエクセルのため、各行を一文字アキで表示させていただきます。

また、前書きあとがきがあるものに関しましては、次回から前書き1行のみに統一します。(エクセルでは表示されません)


きゃさりん

① あいの風そばにいてって告白

② イヤホンをシェアして聴いた夏のユーミン

③ 儀式なのあの時のイヤ

  でもね今

④ 日に焼けた下着のレース


みどり

⑤ 炎天に朱雀の声聴く通勤路

⑥ 梅雨明ける「輝」の名の列車空を裂け

⑦ 梅雨上がり苦尽甘来爪を染む

⑧ 首打って本水驟雨夏芝居


草の耳彦

⑨ ムシャーツィ、ハンゲショウズ

⑩ 現場にあつ風至る音の散らばり

⑪ 夢は閉じ眠っているうちに蓮はじめてひらく

⑫ ちいさな空に鷹スナワチワザヲナラウを探してみる


加藤三千子

⑬ 月明かりの無音 

  裸足にひんやり

  夜露のクローバー

⑭ 夏結城 

  箪笥に引き篭もり

  今年も酷暑

⑮ dudukに拉致され

  無窮のそらか

  海原のそこか

Yanni: Prelude & Nostaljia

(https://youtu.be/tKVzm0SBYtQ?si=qskJs2MIW4-2rdaD)

⑯ 体重4キロ 初泳ぎは

  白きセイシェルビーチ

  今や75キロ オヤジなり


榎本祥子

⑰ 稚鮎の天ぷらを夏と共にお塩で

⑱ 阿智村の満天の空背中へと流れ落ちる星々

⑲ 香り立つブルーマウンテン富士と混ざり合う

⑳ 耳の後に疾風、石切場跡に立ち


叶裕

㉑ つっかけにはみ出す小指

㉒ ミネルヴァの梟殺し泣き暮らす

㉓ 唇は噛み締めるもの夏の星

㉔ あくせくと夏空


平林吉明

㉕ うしろめたさのうしろのためいき

㉖ アガパンサスって黙って散る花火

㉗ 落ちている言葉の陰を踏んで歩く

㉘ 家族の鍵なくした二人乗った自転車


石川聡

㉙ 鬼百合は名よりかわいく傾き雨音は予告編

㉚ 水菓子とけてゼリーの金魚うらがえる

㉛ お坊さん帰って萎びた茄子の馬の味

㉜ 風鈴の黒くひかりに背いている


大川崇譜

㉝ なれない靴や慣れてしまう夏

㉞ 隣人の野菜を食べ国産の太陽

㉟ 青嵐しあわせは売りに出ている

㊱ 熱帯の詩よ指から離れない忠告


若木はるか

㊲ 追いつけない夏野菜パレード

㊳ 掃除せよとのお告げ洗濯機ホースはずれる

㊴ 雉が戻ってきて名を呼ぶ

㊵ 書けなくてそんな時ほどどうでも良いことを


石原とつき

㊶ 毒でさらまでくらうんざり口説かれ

㊷ 憶測の約束のクチナシをろくでなしくじる

㊸ てんてこまいこまいっか抹茶をイタコ

㊹ おいろけおののきものな乙女が落とし物


SZNKnet

サザンカネット句会のメンバー内ブログです。 DMはTwitterの@genuinegohanteiまで。

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