★コピペの誤りなどありましたら、お早目にお知らせください★
きゃさりん
① 雨休み小屋の庇に母と彼
② 引き出しに知らぬ香りの夏衣
③ 戻らぬと決めたあの日のまっすぐな道
④ 雨上がり角打ちに立ちJAZZ を聴く
草の耳彦
⑤ 網戸枯れ華美の塊拭い去る
⑥ なに塗れと似非蹴ってね
⑦ 躑躅なく豪華絢爛雨しずく
⑧ ばびぶべど起こそ殿
うたたね凛
⑨ 満月も観ていた万博Kポップ
⑩ 万博アリーナ芝生ふかふかカムサハムニダ
⑪ 息子とうとう十勝平野の人となり
⑫ 老中のようなナースいて荒木医院
石原とつき
⑬ お通夜のお似合いのカストリ談議お手を拝借!(大きなお世話よ)
⑭ 曜変天目で琥珀で鰐の脳を摺る日陰で十三年は孤独で天使の鏃
⑮ 魔がさすやきみらの曼荼羅あゆきたる
⑯ 緑青の海ロボット男爵のギシギシいぬもどきの発情だ「よし、よし」
田中耕司
⑰ ブラシの木のあの赤いのでなんか磨こうか
⑱ 背の高いシャクナゲの終わりの姿
⑲ 桜木町駅の警備ツルニチニチソウに任せたぜ
⑳ 真っ白だったジャスミンが茶色になっちゃった
暗渠
㉑ さようなら今年の著莪達
㉒ 虞美人草バキッ バキバキバキッ
㉓ 五月のバラへ悩み捨て
㉔ まだ咲かぬクチナシ香る
木野清瀬
㉕ 水中花にコップ背伸びする
㉖ アルマジロの展示休みますと初夏
㉗ 白シャツの客引き毛染めの髪赤き
㉘ 老いては蛇苺
大川崇譜
㉙ 夏の半分をひとなつと呼ぶときの夏みかん
㉚ ポップコーンときょうかぎりのハナミズキ
㉛ 昭和のようなあのボス猫の喧嘩傷
㉜ 地下茎枯れて運営よびだす
若木はるか
㉝ 緑光る庭に座る
㉞ 胡桃花房垂れおのれをゆるす
㉟ 際限なく直してしまうそのくらいにしておけ
㊱ 白牡丹ふうわり光になる
石川聡
㊲ 固まったらはつ夏の風のほぐし水
㊳ うるおいを基数とし今日の総和を求め
㊴ 止まらないベシャリに連打したい・・・・
㊵ 夏の陽も風もまぶたに棲みはじめ
叶裕
㊶ 飛花落花しばらくは微熱
㊷ 弾痕に覗く新緑
㊸ 待つうちに夏雲となるラテの泡
㊹ 課金しても課金しても鶴光でおま
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